フェルメール 光の王国展2018@そごう美術館

色々ツッコミどころのある展覧会。
オリジナルの品格を落としめているような複製画。
プラスティックの額縁がそれを物語る。

37点もそれを見せられて辟易していたところ、絵に登場する楽器のレプリカの展示。
これは結構面白い。

後半の顕微鏡の父レーウェンフックやカメラオブスキュラ、絵の中の寓意、消失点の解説、画材解説は、基礎知識があれば楽しめると思うけれど、展示後半でお疲れ気味のみなさんは素通りしていた。
フェルメールって何?という人には前半の複製画で分かった気になっておしまい。
純粋に絵を楽しみたい人には、中途半端な展示。
展覧会は誰に、何のために、どのように発信するか。

f:id:artwriter:20180825225821p:plain

 

ブログ村・参加しています。
ポチッ!していただければ嬉しいです♡ ☟