関根正二

関根正二の生をたどって -2- 日比谷公園

《信仰の悲しみ》 関根正二が第5回二科展にて樗牛賞を受賞した《信仰の悲しみ》。 大原美術館蔵 関根19歳(1918)の作。油彩・画布。70.0×100.0。 『本作について関根は、東京の日比谷公園で休んでいる時、公衆トイレから、こうした人々の列が金色に輝きなが…

関根正二の生をたどって -1- 深川をたずねる

関根正二のこと 前回も書きました関根正二は福島県西白河郡大沼村(現白河市)に生まれ、1908年一家と合流し上京、深川で育ちます。 16歳の時知人とともに長野へ発ったのち分かれひとりで放浪し、洋画家の河野通勢と出会います。河野に大きな影響を受け、そ…

コレクション展「躍動する個性ー大正の新しさ」@神奈川県立近代美術館 葉山

神奈川県立近代美術館 葉山 海を望む場所にある神奈川県立近代美術館 葉山。 ここに所蔵されているコレクション展「躍動する個性ー大正の新しさ」を観に行きました。 神奈川県立近代美術館はかつて著名な美術評論家、土方定一氏が長く館長を務めておられ、以…