2021-01-01から1年間の記事一覧

『日本洋画の人脈』 田中 穣

近代日本の洋画は中途半端な存在なのかもしれない。 日本、といえば日本画が主流。(なのかもしれないし)油絵、といえば欧米が本家。(なのだし)現代の日本のアート・カルチャーは、クール。(だといわれているし)近世以前の日本の芸術・工芸は、個性的。…

昭和のキャバレー王が愛した絵画 コレクター福富太郎の眼 @東京ステーションギャラリー

緊急事態宣言が緩和し美術館が再開された。 今回のコロナ渦中で学んだことは、行こうと思う展覧会はとにかく早く行っとく!ということ。 そこで早速東京ステーションギャラリーに向かった。 芸術史を学べば学ぶほど、当然だけれど作家も生きた人間であり、生…

柳原義達展&川瀬巴水展 @平塚市美術館

緊急事態宣言で都内の美術館がクローズになってしまったので、近場の美術館へ。 こういう時、地元の美術館が元気であるのはうれしい。 6月13日まで平塚市美術館では三重県立美術館全面協力の「柳原義達展」と地元コレクター荒井寿一氏の「川瀬巴水展を行…

モンドリアン展 @SOMPO美術館

かつてモンドリアンの絵の様なドレスがあったな、と調べてみたら1965年のイブ・サンローランの作品「モンドリアン・ルック」のことだった。 黒い直線に赤・青・黄の四角。モンドリアンといえばまさにこれ。 今回の展覧会に展示された下の作品も一連の作品の…

「あやしい絵展」@東京国立近代美術館

https://ayashiie2021.jp/ ←あやしい絵展 公式サイト 待ちかねた本展の会期最初の週末。行ける時間枠にたった1枚あったネット予約枠を得て会場に向かうと、そこには長蛇の列。 事前予約なしでも、行列覚悟なら観覧できたのか。いや、でも、密。 その長蛇の列…

Art Fair Tokyo 2021② 絵画編

前記事に引き続いてArt Fair Tokyo2021のレポです。 本記事は絵画編となります。 三宅 信太郎 三宅信太郎さんのユーモラスな動物たちは、身近に置きたいアートとして最適かもしれません。 三宅さんはアール・ブリュットにも影響された作家さんだとのことで、…

Art Fair Tokyo 2021① 造形編

Art Fair Tokyo 2021 会場風景 コロナ禍の影響で昨年は中止となったArt Fair Tokyoが今年は無事開催されました。 今迄アートは「観るもの。そして美術館に在るもの。」と思っていた私も、そろそろ「現代を生きる作家さんにも目を向け、できるなら所有もした…

トライアローグ 語らう20世紀アート @横浜美術館

https://yokohama.art.museum/special/2020/trialogue/index.html 横浜美術館はこの展覧会を終了すると、2021年3月1日(月)から大規模改修工事にともない長期休館に入る。 親しみのある地元の美術館に行けなくなるのは寂しくて、見納めのような気持ちで本展…

「桑久保徹 A Calendar for Painters without Time Sense.12/12」 @茅ヶ崎市美術館

桑久保徹@茅ヶ崎市美術館 茅ヶ崎市美術館で2月7日まで開催されている「桑久保徹 A Calendar for Painters without Time Sense.12/12」 を観に行った。 現代に生きる桑久保徹が12人の巨匠のアトリエ(スタジオ)をイメージして描いた12枚の作品を「カレンダ…

わかりやすいアートなんて

一年ぶりになるでしょうか。 おひさしぶりです。 やっと修士論文を書き終えたので、マイペースで駄文を綴っていこうと思ってます。 ------- さて、少し前になりましたがNHK「日曜美術館」で「STARS それぞれのデビューから現在」が放映されていましたが、ご…